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2007年1月アーカイブ

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 「学校の週5日制、見直し必要」太田公明代表

基礎学力の低下や公立と私立の格差などの教育格差問題に対応するため、週5日制の見直しも含めた議論を丁寧に進めていかねばならない

当初導入したときの週5日制のねらいは、『子どもの生活全体に「ゆとり」を持たせ、子どもが自ら進んで活動できる時間を増やし、学校、家庭、地域社会が協力して、子どもたちに社会体験や自然体験をさせることによって、豊かな人間性、健康・体力などの「生きる力」を育む』とありましたが、結局目的は達成できていないでしょう。

検索をしていると、導入した2002年の5月の記事で、『NBonlineプレミアム ビジネス世論 : 学校の週5日制に賛成?』というのを見つけました。反対派の意見はその通りで、地域の受け皿や保護者の負担等、今も変化はありません。反対派が多いまま、理解されずに実施されたのでした。

しかし、表向きの導入理由は、子供のゆとりや子供を地域で育てるなどと言っていましたが、実際には労働時間の問題で、諸外国の労働時間との関係で圧力があったからと言われています。なので、週5日制を見直すといっても、戻すことはできないのではないでしょうか。最初から弊害をわかっていて、始めたことなんだから、「やっぱりできませんでした…」って何とも情けない話です。

実は、今でも「自殺予告」のメールや手紙は続いています。でも、マスコミもバラバラ事件で新しい話題ができたし、マンネリ化してしてしまったので、もう取り上げていません。結局、マスコミが作り出したブームだったのです。まあ、予告を出す児童生徒ももう話題にもならないことを知れば、そのうちやめるでしょうけど。

そもそも心配してほしいなら、そんな手段は取らないはずなんですよね。何の同情も得られないですから。子供の発想としては、学校を休むことで心配してもらうことから始まります。先生からの電話を待っているんです。

奉仕活動というか、職業体験であれば、効果が得られることは、実施した学校であればよくわかること。ただ、「未成年による凶悪犯罪増加やいじめの深刻化」とどうつながるのかが、今ひとつ。どちらかというと職業体験によって、基本的な社会のマナーにふれることと、職業を意識することでの学力向上が得られると感じています。実際、進学校で、授業を増やすより、職業体験を増やした方が、学力が向上したという報告があります。

それについては、授業時数を10%増やすという話にも関わってきますが、単にやればいいというわけではないということ。ゆとり教育以前の状態に戻すといっても、すでにゆとり教育が開始した後の人たちが親になっているのですから、単純に形だけ戻しても、中身は戻りません。

話を戻して、もう一つ、職業体験の意外な効果があります。教師が一般業種の人たちと打ち合わせなどで出向くことで、普段閉鎖的といわれる教師が外の空気に触れることができます。これは結構興味深く、ためになります。時には、学校の話をすれば、逆に教師の実態も一般の人に少し理解してもらえるわけで、一石二鳥ともいえます。

「開かれた学校」とPRし、授業参観を増やしたり、ホームページを作成・更新したり、文化祭の一般公開をしたとしても、常に受け入れる側に立っています。そうではなく、教師が出向いていくことの刺激というのは重要です。もちろん次の日に何かが変わるというわけではありません。それは生徒も同じです。意識の向上が長期的な視点でプラスになっていくのです。

また、いろいろな未成年の報道がされれば、商店街を歩く子供はいつ万引きするかわからない危険人物にも見えるそうです。職業体験で生徒がお店の人と会話をしたりする中で、大人としての関わり方も変わってくるということだそうです。