2010年11月アーカイブ

いじめの原因はいじめられる側にあると思っている生徒(あるいは大人)は少なからずいます。実際、いじめられる人といじめられない人がいるのですから、何か原因があることが多いと思います。

しかし、そんなことを追求しても解決にならないことが多いです。

ケガをして松葉杖をついている人に、「あ、松葉杖だ。やーい」とバカにするのか、「カバンを持ってあげようか」と手を差し伸べるのかの違いに似ていると思います。

勉強ができない、運動ができない、ねたまれる材料を持っている...。いろいろあることでしょう。でも、そういう人にどういう接し方ができるかが問題。

ただし、いじめられる側の親が絡むと途端に難しくなります。解決を遠ざけるように子どもをかばうのです。過剰攻撃もあります。

いじめている側の親と話をすればいいのに、何が何でも学校を挟もうとします。そして、学校を敵にして、学校を攻撃します。学校は解決したいのは当然なのに、大人の話にならない。

いじめ、いじめと連呼しても、実はいじめじゃなかったり。「いじめている意識もなくいじめている」と叫ぶ。

いじめているとされる側に接触をしないように指導すれば、逆に無視されるようになったと、今度は集団いじめ疑惑。関わったら面倒なことになりそうだと周りも感じたら、そりゃぁ距離を置くでしょう。

しかし、難しいのは、いじめがおこなわれているのか、勘違いなのかの境目。四六時中生徒を見ているのではないので、判断が難しい。いじめなら徹底的につぶしたいのは、いじめられている親と気持ちは同じだと思います。

公立高生の退学率低下

「公立高生の退学率低下 カウンセラー増や少人数制が要因か」:イザ!
神奈川県内の全日制公立高校生徒の退学率が平成19年度から3年連続で低下したことが、県教育委員会の調査で分かった。定時制でも昨年から今年にかけて低下しており、県教委は「スクールカウンセラーの配置数増と、小人数制や習熟度別授業の導入が要因ではないか」とみている。
景気が悪く、公立指向。高卒でも大卒でも就職が厳しい時代。高校を辞めたら本当に仕事はない状態。以前は、高校を辞めてもどうにかなるという感覚があったのかもしれません。

受検時にやや余裕のある高校を受検する傾向も関係しているかもしれません。絶対評価になり、猛烈に勉強して少しでも良い高校に入ろうという競争心もなく、そのときの成績で入れる高校を高い意欲もなく受検。高校に期待することもなければ、入学後にがっかりすることもなし。退学をしようという意欲もなし。

意外と経済的な理由がないのが興味深い。

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