2024年1月アーカイブ

音楽教育の実態

音大離れ

音大に進学する学生が減っている。少子化の中で、大学に進学する学生は増えているのに、音大は小規模化が止まらないらしい。日本の音楽大学は、就職につながらないのが原因か?

「YouTubeの広がりで、音楽に接する時間は増えているはずなのに、音楽教育が広がっていかない。習い事は習い事で終わってしまっている。小中高の学校教育で、もっとしっかりと音楽の深さを体験していく必要がある」と語っている音楽家がいます。ここでいう「音楽」はクラシック音楽ですね。

音楽を専門にしている人から見るとそうなのかもしれませんが、現実の学校教育の中は、音楽や美術の授業時数は減り、評定がついたときに、なぜその成績なのかという部分で、透明性がないと見られがち。その結果、少ない時間で、テストを実施し、わかりやすい成績の根拠を収集することに力を入れています。楽しむどころか、入試科目にもない教科で課題が増え、負担が増えているだけと感じる生徒および保護者が増えているような気がする。

音楽や美術は、その国や時代の豊かさの象徴。つまり、今はそういう時代ではないということなのかもしれません。経済的に豊かで、音楽を習わせて、音楽大学に通わせ、就職活動は考えなくてもよいという家庭が減っているのでしょう。

命令形の「すること」

能登半島地震で、NHKのアナウンサーが「今すぐ避難すること!!」と連呼し、必死に避難を呼びかけていました。緊張感のある切迫した状況を伝えるものとしてネット上でも評価されていました。一方、不快に感じた人もいるようです。

「○○すること」という表現は、日常的に命令形として使うのかというと、一般的ではありません。上司から部下に使う表現でもないし、親から子に使う表現でもありません。

「○○すること」という表現について、少しネットで検索すると、やはり一般的ではなく、かなり特定された場所で使う表現です。

この表現が使われる場所は...

そう学校です。

教師が児童や生徒に対して「明日までに宿題をやってくること!!」「友達とけんかしないこと!!」などと強い命令に使う独特の表現です。かなり上から目線。対象は子供です。そして、ヒステリックな印象を伴います。

なので、視聴者は、「今すぐ避難すること!!」と連呼するのを聞くと、児童生徒だったときに耳にしていた強い口調が潜在的にリンクして、人によっては不快感がつのるのではないでしょうか。それで、ネガティブな気分になったのかもしれません。

アナウンサーは避難することを呼びかけるために、意図的に使った表現なのか、自身の児童生徒のころの潜在的に耳にした強い命令表現として、ついつい出てしまったのかはわかりません。適切な日本語ではないのでしょうが、SNSでトレンドキーワードになったくらいなので、少なくともあの状況では適切だったと思います。

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