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2008年9月アーカイブ

「学校選択制、相次ぎ見直し 「地域との関係薄れた」」話題!‐教育ニュース:イザ!

前橋市と東京都江東区で住んでいる学区によって入学先の学校が決まる「指定校制」を復活させるというニュースですが、理由として、

学校と、学校を支える地域との関係が希薄になった
入学者が減って部活動が成り立たなくなった
学区外の学校に通う子供が地域の祭りに参加しなかった
行事で学校に行っても顔の分からない子供が増えた

などとあげています。

でも、これらは、「学校選択制」を導入するときに予想されていたはずで、競争原理による学校の活性化が目的なのですから、弊害を理由にする前に、目的がどの程度達成されているのかを検証するべきだと思います。

過去にも、週五日制や絶対評価、選択教科や総合的な学習の時間など、様々なものが導入されています。週五日制で授業時数が減って、さらに選択教科や総合的な学習の時間を導入することで、必修教科の時間数が劇的に減らされています。さらに絶対評価の導入で、自分の学力がつかめなくなっています。これでは学力が下がらないはずはありません。

おかしいのは、それらの導入目的が検証されずに、学力テストの得点を見て「学力が下がった」と予想されることを語るのです。どういう力を付けさせたいのか、それが身についたかを考えるのが優先だと思うのです。

しかし、教育というのは、即効性のあるものではなく、どんな人格が育ったかは10年後、20年後にわかることも多く、数値化が難しいと思います。学力テストの得点は、短期間の目安にはなると思いますが、どんな日本にしたいのか、ポリシーが見えません。北欧のように理数に力を入れて、情報技術を活性化させるなどというものはなく、どの教科にも八方美人的に扱っているだけ。