生徒の選択教科の選択の仕方は、こちらが意図したものとは異なります。補充と発展のコースを用意したりしても、結局、好きな教科、費用のかからないコースという選び方です。
習熟度別授業の時も、応用コースを選ぶ生徒は少なかったです。なぜなら、わざわざ難しい内容の授業より、簡単な授業の方がいいからです。応用コースで三段階のBになってしまうリスクを考えると、基本コースで確実にAの評定をもらったほうが得です。通知表や調査書には、応用コースか基本コースかは書かれません。そうであれば評定が良くなる可能性があるほうがいいと考えるのは自然です。
授業の内容を読みもせず、教科や担当教師を見ているだけという生徒も多いですし、一番影響があるのは費用かもしれません。費用がかかるコースは、希望者が数人という寂しいことにもなります。教師は公務員なので、家計が苦しいことが子供の意識にも大きく影響していることを実感していません。個人により費用が変わるので、別徴収になりますが、子供の手を介しての支払いは、子供も気になるのでしょう。