2024年3月アーカイブ

USBメモリ紛失事件

学校のデータ流出事件が後を絶ちません。そのときにネット上のコメントで書かれるのは、「今どきUSBメモリ使っているの?」という驚き。役所の提出書類にフロッピーディスクで提出というのも驚きでしたが、USBメモリが使われるのには理由があります。

本来クラウドで管理されるはずなのですが、学校の場合は、クラウド上のデータには、職員室からしかアクセスできません。クラウドサービスは、URLでブロックされ、使うことができません。そのため自宅で仕事をした場合、そのデータファイルは自分の学校用メールアドレスに送るかUSBメモリを使うということになります。メールはファイルサイズが制限されているので、大抵の場合分割でもしない限り無理です。操作も煩雑なので現実的ではありません。

そもそも自宅へデータを持ち出すことに問題があるのは当然の話しです。しかし、教師は働き過ぎという名目で、早く退勤することが言われています。そうすると残りの仕事は自宅ですることになるのです。

クラウドが使えれば、物理的にどこかに落とすこともありません。USBメモリだから落としてしまうのです。学校のデータ流出事件で、不正アクセスでデータが流出したというのはほとんどありません。なぜならクラウドを使っていないからです。

個人情報をクラウドに保存することは、それ自体が問題です。個人情報を含まないものはクラウドで仕事ができるようにすればいいのですが、数々の事件が起きているため、教育委員会はデータ流出が起きないように制限をします。USBメモリも使えないようにします。

すると今度は、コンピュータ自体を持ち歩こうとするのです。つまり言葉のルールで定めてもダメなので、システム的にできないようにしなければならないということなのです。

最近は、生徒用に1人1台の端末が貸し出されていて、教師用にも用意されています。するとこの端末は授業用なのでクラウドが可能です。当然仕事用に使いだします。マル秘文書、個人情報などが満載になっている先生もいることでしょう。新しいデータ流出事件の幕開けです。

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