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2006年10月アーカイブ

「現場追いつけぬ」85% 東大の公立小中校長調査

「ゆとり教育」の見直しなど、政治主導で目まぐるしく提案される教育改革について、全国の公立小中学校の校長を対象に聞いたところ、回答者の85%が「速すぎて現場がついていけない」と感じていることが21日、東大の基礎学力研究開発センターの調査で分かった。

学校は年度ごとに見直すくらいのペースで進むので、今のいろいろな改革のペースでは、年度末の検証も十分にできないまま、新しいものが導入されていくペースです。

企業でいえば、毎月のように方針が転換されていくようなものでしょう。
業務成績などのような数値化されるものではないので、学校の現場では1年かけて効果を見る必要があります。
短期間に効果があるならば、それはいいことなのでしょうが、実際には、人間相手の職種なので、そんな簡単なことではありません。
まさに子供を実験台に載せているようなものです。

総合的な学習、ゆとり教育、週5日制など、ここ数年は同時進行が多くありました。
結局、一つ一つを検証することができず、様々なことが同時に行われるので、何がどういう因果関係で変わっていったのか、分析が非常に難しくなっています。
どちらにしても、犠牲になったのは子供たち。
もう少し考えたらいかがでしょうか。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <中川自民幹事長>教員免許更新へ関連法案提出の方針

教育再生問題に関連して、「10年に1回、教師の免許を見直す。能力と意思と実績を持てなかった先生には免許更新は認めない法案を準備中だ」と述べ、教員免許の更新制度の導入に向けた関連法案を来年の通常国会に提出する方針を表明

教育再生には、まず教員再生。
そんなことで教育がよくなるのでしょうか。

教師だって、単に職業の一つ。
景気が良ければ、公務員にならずに一般企業に流れていく人をたくさん見ています。
つまり、良い人材を集めたければ、仕事の環境や給料を良くすることです。

今、国がやっていることは、全く反対のことをしています。
そうすると、能力のある人は他に流れ、「教師にでもなるか」とか「教師にしかなれなかった」って人が教師になるわけです。
長い目で見ると、教育はもっと悪くなるはずです。

将来の保証もなく、給料も減らされ、とても教え子達に勧められる仕事ではありません。
「教師にはならない方がいい」としか言えない現状の方が問題ではないでしょうか。

魅力ある仕事にする環境作りが、魅力ある教師を育て、それが未来の教育を良くすることにつながるのではないでしょうか。