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2007年9月アーカイブ

観点別評価や到達度で単純に5段階の評定だけでなくなって久しいのですが、それでも保護者が求める情報は結局成績と順位。テストの到達度を記述しても、100点満点のテストで50点だったら到達度は50%に決まっています。偏差値でさえ、成績や順位をオブラートに包んで、わかりづらくしている数値としか思っていません。

5段階の評定は、到達度によって決定されます。なので、学年の順位や偏差値とは関連しません。それでも順位などの情報を求めるのは、受験の時に自分の子供がどの位置にいるかを知りたいからです。希望校に合格する可能性を知りたいのです。保護者の学歴は低くても、子供には高学歴を求めます。直接勉強を教えることができないので、塾や家庭教師を利用するのはもちろんですが、学校からの成績や進路に関する情報も理解できない保護者が多いのも事実です。

保護者がわかりやすい数値として、塾などの合格可能性をパーセント表示したものがあります。全く占い感覚ですが、感覚的にわかりやすいので、その資料を持って進路相談に訪れる保護者も多いです。塾などで通知される合格可能性は結構無謀だったりするのですが、70%の可能性があるからと希望を持ったりするわけです。大抵は、子供の方が「それは無理」と自分の力を冷静に見ているのが多いのですが。

学校では、観点別評価の通知など、きめ細かい情報を提供しています。占いのような合格可能性みたいなものではなく、事実に基づいたものです。しかし、そんな情報には関心がないようです。結果だけ見て、「どうして5じゃないですか?」とすでに提供した情報を無視した発言。

つまり、学校で丁寧に情報を流しているのに、保護者側は単純でわかりやすい情報を求めているので、双方はかみ合わずに「学校は閉鎖的」などという言葉になるのでしょう。学校でも「ラッキー教科」みたいな情報を提供しないとダメでしょうか。

感情を引き起こす「脳内物質」とは?〜 快感やキレる感情はなぜ起こる

最近、うつに悩む大人が増えたり、キレる子どもが多いですよね。このような人は、セロトニン神経のネットワークがうまくはたらいていない人に多いのです。

以前からキレる子供の原因は、食事が原因と考えている人が多く感じられました。栄養の偏りなく食べるようにと食育を勧めたりと。

しかし、キレる子供がコンビニ弁当を好きだったり、インスタントラーメンを好む傾向は確かにありますが、決してコンビニ弁当やインスタントラーメンが好きだからといって、キレる傾向にあるわけではないのは、現場の先生方は当たり前のように感じていたことだと思います。

また、朝食を抜くのは良いことではないのはもちろんですが、朝食を抜く子供がキレたり、非行に走るのではないのも同じです。一種の統計マジックというか、疑似科学というか、表面的な研究でずいぶん現場を惑わせてきたように思います。栄養を改善すれば、キレる症状が改善されるという簡単なものではないのです。

キレる子供がコンビニ弁当やインスタントラーメンが好きなのは、家庭で安易にコンビニ弁当やインスタントラーメンを食事としているので、その味に慣れてしまったというだけだと思います。慣れた味はおいしいと感じるのは誰でも同じ。普通は「家庭の味」というものになるはずのもの。その「家庭の味」がコンビニ弁当やインスタントラーメンの味となるのですから、悲しい現実が家庭内にあるのは想像にたやすいでしょう。

つまり、共働きや母子家庭・父子家庭で子供をほったらかしとか、食事の準備ができないとか、子供が正常に成長する環境がない場合に、子供に知らず知らずにストレスとなり、キレたりするわけです。父親の単身赴任で子供が無気力になったり非行に走ったりする例もよく見かけます。もちろん共働きや母子家庭・父子家庭でも、家庭の環境がしっかりしていれば、子供は普通に育っています。

ただ、食育が無意味ということではありません。栄養を考えた食事を出すということは、子供の健康や成長を気に掛けるということ。親の意識が変われば子供も変わります。気に掛けるためには、その時間帯は家にいるということです。

原因は割とはっきりとしているのに改善するのが難しいのは、家庭の環境を変えるために親の環境も変えなければならないことです。そこには収入のために仕事をしなければならないという現実があります。収入がなければ食べるものも食べられなくなるのです。ここが結構ネックとなるところ。仕事を理由に改善を拒否しているようなもの。子供が改善しないのはそういうパターンが多いです。

「起きている時間のほとんどは学校にいるのだから、学校の責任」と主張する親が増えてきているのも困った問題です。